交通事故の解決実績

交通事故の解決実績

・解決実績1(主婦休損増額)

相談者:20代女性、兼業主婦
傷病名:頸椎捻挫、腰椎捻挫
後遺障害:なし(完治)
事前提示あり
解決実績1

【ポイント】
被害者は、パートで働かれている兼業主婦の方でした。そこで、本件事故により家事労働に支障が生じたことを具体的に主張し、主婦の休業損害を請求しました。
また、6か月の通院を余儀なくされましたので、傷害慰謝料も裁判基準からの減額は認めないという強気の態度で交渉を行い、裁判基準と同等の金額を示談で獲得することができました。

・解決実績2(自営業者休業損害増額)

相談者:50代男性、測量士(自営業)
傷病名:頸椎捻挫、右肩関節捻挫
後遺障害:なし(非該当)
事前提示あり

【ポイント】
被害者は、測量士として自営業を営んでいました。一般的に保険会社は、自営業者の方の休業損害認定について厳しい傾向にあります。そこで、事故前の確定申告書、事故前後の売上比較表、事故後に現場を中止したことがわかる取引先の資料等の客観的資料を揃え、請求しました。その結果、事前提示の金額から3倍以上増額することができました。

・解決実績3(後遺障害非該当から14級認定)

相談者:50代女性、会社員。
傷病名:頸椎捻挫、腰椎捻挫
後遺障害:14級9号
事前提示あり
解決実績3

【ポイント】
被害者は、事故から6か月が経過した時点で、保険会社からの治療費の打ち切りにあい、その後、本件会社から一方的に事前提示(後遺障害なし前提)が送られてきたことから相談に来られました。
事故の状況、治療状況、画像所見、相談時の症状等から後遺障害認定の可能性があると判断し、後遺障害認定手続きからサポートさせていただきました。
その結果、首の痛みやしびれ等の症状について自賠責保険から14級9号の認定を受け、事前提示から後遺障害逸失利益及び後遺障害慰謝料を追加して請求しました。
事前提示から大幅な増額をすることができました。

重症事案

・解決実績1(見過ごされていた高次脳機能障害)

相談者:40代女性、兼業主婦
傷病名:腰椎捻挫、右肩関節挫傷、外傷性くも膜下出血
後遺障害:14級9号→7級4号
事前提示あり

重症事案解決実績1

【ポイント】
保険会社から後遺障害等級14級を前提とした提示があり、金額の妥当性を確認したいとご相談に来られました。金額的に低額であったことからすぐに受任をし、示談交渉を開始しました。ところが、依頼者と話す機会のたびに違和感があったため、ご家族の方に事故後の依頼者の変化についてお話を伺うと、記憶力が著しく低下していることがわかりました。
診断書上からも頭部を強く打っていることも判明したため、高次脳機能障害ではないかと考えるようになり、後遺障害申請を行いました。
その結果、高次脳機能障害が認定され、適切な賠償金を獲得することができました。

・解決実績2(嗅覚脱失で逸失利益が認められた)

相談者:40代女性、兼業主婦
傷病名:頭蓋骨骨折、硬膜外血腫
後遺障害:併合11級(脳挫傷痕12級+嗅覚脱失12級)
事前提示なし

重症事案解決実績2

【ポイント】
まずは、適切な後遺障害を得るため、嗅覚脱失認定に必要なテストを受けてもらい、嗅覚脱失についても後遺障害認定を受けました。
示談交渉において、相手方保険会社は、嗅覚脱失については労働能力に影響はないとして、脳挫傷痕のみを逸失利益算定で考慮していました。
しかし、依頼者は兼業主婦であり、嗅覚がないことにより家事労働に支障があることを主張しました。
その結果、嗅覚脱失の点も逸失利益算定において考慮されました。

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