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2025/11/14in東京地裁

11月14日(金)は、訴訟案件の証人尋問のため、東京地方裁判所に出張しました。

あまり画角は良くありませんが、正門前から撮影した東京高裁・地裁の庁舎です。
ニュースなどでご覧になった方も多いと思います。

東京高裁・地裁の庁舎は地上19階、地下3階建ての巨大なビルであり、東京地方裁判所は別の庁舎に所在するものを含め、民事で51部、刑事で18部の裁判部(1人の部総括判事が束ねる部署)を擁する巨大な組織です。さらに、東京都立川市には「東京地方裁判所立川支部」という、中小規模の地方裁判所の本庁よりもよほど大きな支部もあります。
一方、宮崎地裁にある裁判部は民事で2部、刑事で1部ですので、東京地裁がどれほど巨大かおわかりいただけると思います。

筆者は宮崎オフィスを拠点としており、依頼者のお住まいや会社の所在地はほぼ宮崎県内です。そのため、宮崎県内の裁判所(宮崎地方・家庭裁判所本庁、延岡・都城・日南支部、県内各所の簡易裁判所)以外に訴訟や調停などの裁判手続を申し立てることはなく、県外出張はほとんどありません。
それでも時々、民事訴訟法の管轄規定をどう解釈しても県外の裁判所しか管轄がない事件があり、そのような場合には県外に出張することになります。

コロナ禍前は「第1回口頭弁論期日」には原告が必ず出頭しなければならなかったため、県外の裁判所に申し立てる事件があれば最低1回は現地に出張していました。しかし、コロナ禍以降は書面とWeb会議で完結できるように裁判所の規則と運用が変更され(実際には新型コロナが理由ではなく、訴訟手続のIT化の一環)、宮崎県内外を問わず一度も裁判所に出頭せず終結する事件も少なくありません。出頭したとしても、証人尋問のみということがほとんどです。
筆者が東京地裁に行くのは2年ぶりでした。その前に東京地裁に出頭したのは、さらに5~6年前のことです…。

筆者は日本弁護士連合会(日弁連)公設事務所・法律相談センター委員会の宮崎県弁護士会選出の委員も務めています。この委員会では定期的に会議が開かれますが、日弁連の会館(東京地裁の隣)に現地出席したことは、実は一度もありません。Zoomでオンライン出席が可能だからです。

遠方への出張は気力も体力も使いますが、一方で非日常感のあるイベントでもあります。現地に行ってみないとわからないこともあるでしょう。IT化によって現地出席の必要がなくなる事件や、日弁連・弁護士会の会議が増え、業務の効率化や体力的な負担軽減という面では非常に楽になりました。しかし、その一方で「イベント感」や肌で感じる機会も大きく減ってしまっています。

どちらが良いのやら、読者の皆様はいかがお考えですか。

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